子宮内膜増殖症

子宮内膜増殖症

子宮内膜増殖症は、閉経前や排卵障害などホルモンの異常があると起こる病気です。軽い子宮内膜増殖症は、自然に消失することが多いのですが、消失しないときに子宮内膜異型増殖症と呼ばれる状態に変化することがあります。子宮内膜異型増殖症は20~25%が子宮体がんへと進行します。子宮体がんの7~8割は、この子宮内膜増殖症を経由して発生するので、注意が必要です。
不正出血が代表的な症状で、月経不順や無排卵周期の人、40歳代の女性によくみられますが、30代でも排卵障害のある人にはみられることがあります。