子宮頸管ポリープとは
子宮頸管ポリープとは、子宮と腟を結ぶところの子宮頸管の粘膜が増殖し、子宮口からはみ出して、腟の方に垂れ下がったようになるものです。ポリープは、ほとんどの場合1つですが、複数できることもあります。大きさは米粒(2~3mm)~親指大(1cm程度)くらいになることもあります。
子宮頸管ポリープの症状
主な症状は不正出血ですが、まったく自覚症状のない人もたくさんいます。
子宮頸管ポリープの検査
膣鏡や子宮鏡などを用いて診察、診断します。子宮口は簡単に目で見える部分ですので、診断も簡単です。
子宮頸管ポリープの治療
茎の部分から切除します。ポリープ自体は、それほど心配ないのですが、まれにがんがポリープのように見えることもあるので、ある程度大きいものや出血があるときには治療を進めます。切除した組織は顕微鏡で検査をして、がんなどの悪性腫瘍が含まれていないかどうかを調べます。