【豆知識】PMSによる吐き気の症状について

PMSによる吐き気の症状について

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生理が始まる3~10日前から体調を崩してしまう女性特有の状態をPMS(月経前症候群)と言います。
PMSはホルモンの過不足が原因ではないかと考えられているものの、さまざまな説が存在し、まだ詳しい解明がなされていないので、あまり多くの人に知られていません。

PMSの症状は妊娠超初期症状と酷似しているため、PMSと妊娠を勘違いしてしまうのです。
特に「吐き気」は妊娠超初期症状と区別が難しいのすが、今回はPMSの吐き気の症状とその対処法についてお教えします。

PMSで吐き気が生まれる原因

生理前は体内で「プロスタグランジン」と呼ばれる物質が急増するもの。

このプロスタグランジンは子宮を収縮させ、経血を排出しやすくする働きを持っています。
しかし、プロスタグランジンの過剰な分泌は子宮以外にも作用し、体内の臓器に影響を及ぼす筋肉も収縮させるため、胃や腸が締め付けられて吐き気を催すのです。

吐き気の症状を体温計でチェック

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PMSなのか妊娠超初期症状なのか…どちらによる吐き気なのかを確認するためには「体温計」を活用しましょう。

月経に入ると女性の身体は低温期に入り、PMSの場合は体温が若干低下している可能性が高いですが、妊娠をした場合は高温期がいつもよりも長く続くので見分けることができます。
PMSの場合、基礎体温をつけることで自分の体温を知るということだけでなくどんな症状が自分にはあるのかを把握するきっかけにもつながります。

PMSによる吐き気には、PMSレス注射

今回ご紹介したPMSによる吐き気ですが、吐き気を抑える対症療法としては鎮痛剤・吐き気止め・抗不安薬の併用、ホルモン変動をなくす低用量ピル(1相性タイプ)の服用がありますが、渋谷文化村通りレディスクリニックではPMSレス注射をお勧めしております。

PMSレス注射によって吐き気のような症状以外にもイライラ、気分の落ち込みにも大幅に改善されたという声をいただいております。
まずは診察にお越しいただき、症状を改善するためのお話しが出来ればと思います。

PMSレス注射
低用量ピル

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