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あなたの身近に潜む性病知っていますか??クラミジア・淋菌
クラミジア感染症とは?
クラミジア感染症は10代~20代前半の女性を中心に最近増えてきている性感染症です。女性の性感染症の中では、HPV感染を除くと最も多く、症状がほとんど出ないために、気づかないことが多いです。
クラミジア感染症の症状
男女ともに、感染してもほとんど症状が出ないのが特徴で、そのため、感染に気づかず、パートナーが変わるごとに次々に感染を拡げてしまう危険性があります。
女性は、子宮頸管炎が起きると水っぽいおりものが増えたりおりものに少量の出血が混ざったりすることがあります。尿道や膀胱に菌が入ると、頻尿や排尿痛などの膀胱炎症状を引き起こします。
クラミジアによる炎症が卵管に拡がると「卵管炎」を引き起こし、卵管閉塞の原因となります。卵管閉塞になると、将来卵管性不妊や子宮外妊娠のリスクが高くなります。
クラミジア感染症の原因
クラミジアトラコマティスという細菌が原因です。性交渉によって尿道や子宮頚管や喉の奥にクラミジアが感染します。喉への感染もあるため、性器同士の接触がなくても感染する場合があります。
淋菌感染症とは?
淋菌感染症は、性器クラミジア感染症と並んで頻度の高い性感染症です。クラミジアは男性より女性の感染者が多いのに対し、淋菌感染症は男性の方が多い傾向にあります。1回の性行為による感染率は約30%と、比較的感染力が高いので注意が必要です。
淋菌感染症の症状・不妊症との関係
女性の場合の淋菌感染症の症状は、子宮の出口に感染が起きてもほとんどが症状が出ないため、男性に比べ感染に気づきにくいのが特徴です。まれに粘り気のある膿のようなおりものが増えたり、バルトリン腺に炎症を起こして膣の出口の下側が大きく腫れたりすることがあります。
感染が子宮や卵管を通じてお腹の中まで拡がり「骨盤腹膜炎」の状態になると、発熱や強い下腹部痛が出現し、将来的な卵管不妊や子宮外妊娠の原因になります。
出産の時に淋菌に感染していると、赤ちゃんが産道で感染してしまい、淋菌による結膜炎を起こすことがあるので、妊娠を望む前には性感染症検査を受けて感染していないことを確認しておいた方が安心です。
検査費用について
検査費用は自費価格で以下の通りとなります。
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- クラミジア(膣)検査 4,500円
- クラミジア(咽頭)検査 4,500円
- 淋病(膣)検査 4,500円
- 淋病(咽頭)検査 4,500円
- HIV検査 3,600円
- 梅毒検査 2,300円
- STD検査 13,100円(セット内容:クラミジア検査・淋病検査・HIV検査・梅毒検査)
※別途、初再診料がかかります。
※保険適用の場合もあるため、保険証をお持ち下さい。
検診・検査に関連する項目はこちら
婦人科検診
卵巣がん検診
子宮頸部細胞診(スメア)検査
HPV(ヒト・パピローマウイルス)検査
性感染症(STD)検査
ブライダルチェック